記事: しぶとい腰痛をなくすストレッチ【毎日12分で"骨盤から背骨まで"ととのえる腰痛の治し方】
しぶとい腰痛をなくすストレッチ【毎日12分で"骨盤から背骨まで"ととのえる腰痛の治し方】
こんにちは!オガトレです。12分でしっかり腰回りをケアする動画を作りました!腰に不安がある方はぜひお役立てくださいね! 概要欄に詳しい解説を書いています。また、8分間で短めにストレッチする場合は、こちらの過去動画をご覧ください!
参考・引用文献
1) 腰椎疾患に対するリハビリテーション―運動療法とセルフエクササイズの重要性.脊椎外科, 31(1), 12-20.
2) Effectiveness of Stretching Exercises in Patients with Chronic Low Back Pain: A Systematic Review and Meta-Analysis. Journal of Physical Therapy Science, 32(1), 50-58.
3) The Effect of Stretching on Lumbar Flexion Range of Motion and Low Back Pain: A Systematic Review. Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy, 45(3), 205-215.
4) Stretching Exercise Therapy in the Treatment of Chronic Low Back Pain: A Systematic Review. Physical Therapy Reviews, 24(2), 122-130.
途中に含まれる「骨盤後傾や腰椎屈曲」の動きは一般的には、腰椎椎間板ヘルニア患者には推奨されないと言われています。しかし、腰椎椎間板ヘルニア患者において、骨盤後傾や腰椎屈曲を良しとするいくつかの理由があります。
まず、軽度の腰椎屈曲により椎間板内圧が軽減し、神経圧迫が減少することで痛みが緩和される可能性があります。また、腰椎屈曲や骨盤後傾により坐骨神経の過剰な伸展が抑えられ、痛みが軽減される場合もあります。さらに、適度な骨盤後傾運動は体幹の安定性を向上させ、腹筋群や骨盤底筋が強化されることで腰椎を支える力が高まります。個々の患者に合わせた運動範囲で行うことで、柔軟性や可動域が向上し、日常生活への不安も軽減されます。研究では、過度な屈曲を避けた緩やかな屈曲が安全であり、痛みを伴わない適度な動きが筋力強化や神経機能の改善に寄与することが示されています。
無理なく動きことで可動域を広げ、腰痛が緩和される可能性があります。詳しくは上記の参考文献をご覧ください。